苦沙弥先生の大患

2018年01月11日

インフルエンザが流行する季節は、やっぱりインフルエンザの感染にビクビクしながら暮らすわけですが、インフルエンザが流行するだけあって、感染したあとに病院にかけこめばその対策は万全、という安心がややあるのも確かです。
実はインフルエンザよりも厄介なのは、何の変哲もない普通の風邪なのではないかと思わされることもあります。
風邪の特効薬を開発したらノーベル賞、といわれるように、予防接種から感染後の投薬まで万全なインフルエンザと違って、風邪というのは、栄養をとって身体をゆっくり休めるという「待ち」以外には有効な対策がないというのが現状でしょう。
過激な症状が一週間ほどでおさまるというのと、ゆるやかにずっと調子が悪いというのがずっと続くというのはどっちがしんどいだろうか、ということも考えます。
暑さ寒さまでも彼岸まで、という言葉を思うと、どちらも結局は生きているうちの辛さでしかないとは思うのですが。
https://sansyouan.jp/